Sugarcane
さとうきびは沖縄県の基幹作物です。沖縄県では、年間約80万トンのさとうきびが生産されています。そして、年間約19億トンが収穫される世界最大の農作物でもあります。
Bagasse
製糖時に発生するさとうきびの搾りカスが、バガスです。つまりバガスは、世界最大の農作物(=さとうきび)の未利用資源。しかしながらバガスの有効的な活用方法は、いまだ確立されていません。沖縄県内では年間約20万トン、世界では約1億8900万トンのバガスが発生しているといわれています。
Baggasse powder
沖縄県内の企業と連携して、バガス(=さとうきびの搾りカス)を特別な技術を使いパウダーに加工します。
Mino Japanese Paper
岐阜県に伝わる美濃和紙の伝統技術を活用して、バガスパウダーをマニラ麻と混ぜ、バガス和紙を生成します。
Japanese Paper after slit
バカス和紙を細かく裂く、スリットと言われる加工を行います。作りたい生地の風合いに応じて、スリットの細さは調整します。
Bagasse thread
スリットされたバガス和紙を、サステナブルな栽培から生まれる綿(コットンUSA)と撚り合わせバガス和紙糸に加工。さらっとした独特の肌触り、吸保湿性に優れた繊維が生まれます。
Sustainable textile
「アップサイクルかりゆし」は、沖縄の衣類縫製品工業組合と連携することで、廃棄される端切れをデザインに活かします。「ICHIGUSUKU MODEかりゆし」及び「琉球びんがたかりゆし」は、バガス生地に図柄をプリント。いずれのかりゆしウェアも、沖縄で縫製しています。