大村郁乃
IKUNO OOMURA

沖展グラフィックデザイン部門会員 (2020年 準会員賞受賞、会員推挙)

Tropical sun set

夕暮れどきの沖縄の海辺をイラストで表現。
紫色から黄色のグラデーションの空を背景に、幹や葉のラインが特徴的なアダンの木を大胆にレイアウトした1着。
木の幹のカラフルな色使いは作家の特徴的な配色でもある。

やんばるの森

2021年7月に世界自然遺産として登録された沖縄本島北部のやんばる地域の森。
幼い頃からよく両親に連れられ、森の中でトレッキングや川遊びをし、今でも大好きな場所である。緑が生い茂っている様子と天然記念物の「ヤンバルクイナ」もさりげなく配置し、やんばるの森を表した。

作家紹介

イラストレーター。沖縄県宜野湾市出身。
沖展グラフィックデザイン部門会員 (2020年 準会員賞受賞、会員推挙)

沖縄の自然や、生き物、植物の魅力をイラストレーションで表現。
主に県内の商業施設やホテル、福祉施設等の壁面デザインや、手描きでの壁画製作、パッケージデザイン、テキスタイルデザイン等を行う。

2017年 ZARAHOME(スペイン)より、中国の磁器ブランドStechcol社がディレクションを行い大村がイラストを担当した食器が販売される。
また、2019年 東銭湖国際芸術祭(中国、浙江省)にてモニュメント製作を手がけるなど、国外でも活動の幅を広げている。
デザインの仕事の他にも、県内福祉施設やインターナショナルスクールでのアートの授業を担当している。

作品紹介