CIRCULAR ECONOMY
従来の「Take(資源を採掘して)」「Make(作って)」「Waste(捨てる)」というリニア(直線)型経済システムのなかで、活用されることなく「廃棄」されていた製品や原材料などを新たな「資源」と捉え、廃棄物を出すことなく資源を「循環」させる経済の仕組み作りに取り組んでいます。
さらに私たちのサービスでは、沖縄のサトウキビの副産物「バガス」を原料とした生地と、廃棄されるかりゆしウェアや工場で発生する残布をアップサイクルしたかりゆしウェアの縫製のほか、琉球びんがたや現代アートと共鳴する高付加価値製品を開発します。
製品の炭化
私たちのかりゆしウェアは、シェアリング、サブスクリプション、トレードなど様々なスタイルで着用されます。そして着用され、製品としての機能を果たせなくなったかりゆしウェアは、(大量の温室効果ガスの発生を伴う)焼却による廃棄ではなく、炭に加工。
もちろん私たちが選択した製炭炉での炭化の製法は、CO2の発生を極力減らす、無動力での炭化が可能な、環境にやさしい技術から成り立っています。燃やすのでなく炭にする(or炭にしてふたたび畑の土に戻す)ことで、CO2を貯留する、カーボンニュートラルな取り組みです。
かりゆしウェアのトレーサビリティ
製品が、製造→販売→炭化とリサイクルをされる各工程で、生産者・生産工場の情報、製造・加工年月日等の情報を収集。手にとった服が、どのように生産、利用されてきたのかを見える化するトレーサビリティシステムを導入。
お客様は、その服の製造工程、利用頻度やリペアの回数などの蓄積された情報を、お手持ちのスマートフォンでご覧いただけます。本サービスに参加している実感をお持ちいただけると共に、ひとつの製品を長く使用すること、環境に対する優しい取り組みを、可視化します。