株式会社BAGASSE UPCYCLEが設立しました

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サトウキビの搾りかす“バガス”を活用したエシカルなかりゆしウェアを提供するBagasse UPCYCLEは、2021年3月31日に法人化し、「株式会社BAGASSE UPCYCLE」(本社:沖縄県那覇市、CEO:小渡晋治・COO:山本直人)を設立しましたことをご報告いたします。

【背景と目的】
SDGsをはじめとした環境問題に対する取り組みは、いま、世界規模で進められています。
しかし地球上にある様々な産業の中で、アパレル産業はファストファッションの流行による大量生産、大量廃棄、焼却処分の際に発生させる温室効果ガスの排出量が、全体の約20%を占め、世界で2番目の環境破壊産業といわれています。
沖縄県のかりゆしウェア市場においても、毎年一定量発生する廃棄かりゆしウェアの友好的な活用方法が確立しておらず、問題が山積みしているのが現状です。
私たちが暮らすここ沖縄で、持続可能で、環境にやさしい製品づくりをしたい!
この想いから私たちは、沖縄県の基幹作物であり、世界最大の農産物でもあるさとうきびの副産物“バガス(さとうきびの搾りカス)を原材料に、日本全国のものづくり技術を掛け合わせ、沖縄を考え抜く、そして沖縄を楽しむ、高品質な繊維・生地を開発しました。
さらに、バガス生地から作られるかりゆしウェアの製品寿命を最大限伸ばすため、いままでにないかりゆしウェアの利用モデルをサービスとして展開していきます。
【サービス内容】
■シェアリングサービス:沖縄県内の提携ホテル、コワーキングスペースで1日単位からかりゆしウェアをレンタルできるサービスです。
■サブスクリプションサービス:1か月単位(定額)でかりゆしウェアをレンタルできるサービスです。
■トレードサービス:サブスクリプションサービス後に購入、または通常購入いただいたかりゆしウェアの、交換サービス(有料)です。新品、準新品のシャツから、好みのデザインをお選びいただけます。
【今後について】
これまで沖縄県内のホテルなど3つの拠点で、シェアリングサービスを展開してまいりました。今後は年内で最大10拠点でのシェアリングサービス拡大を目標に、無駄になる衣類を減らし、持続可能な優しさの実現を目指していきます。
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